最終更新: 2009-03-17 (火) 06:53:05
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玄箱に Debian をインストールする

注意: Debian 4.0 (etch) のサポートは 2010/02/15 で終了しました。今後、玄箱に Debian をインストールしようとする方は、玄箱に Debian 5.0 (lenny) をインストールする のページを参考にして下さい。

目次

ハードディスクの準備

まず、玄箱にハードディスクを組み込みます。 PC で使用していたハードディスクを使う場合は、 パーティションを削除してから組み込んで下さい。 玄箱で使用中のハードディスクにインストールし直す場合は、 なんとかして玄箱を EM モードにして下さい。 環境にもよりますが、おそらく以下のいずれかの方法でできるはずです。

  • リセットボタンを長押し
  • echo -n 'NGNG' > /dev/fl3 して再起動
  • echo -n 'NGNG' > /dev/mtdblock2 して再起動

なお、ハードディスクのジャンパ設定は Master で良いはずですが、 Western Digital のハードディスクの場合は、 Master でなく Cable Select か Single の設定にする必要があります。

Debian 化の方法について

玄箱に Debian をインストールするには、 以下のサイトで配布されている、Debian のイメージファイルというものを用います。

玄箱うぉううぉう♪ さんのものがオリジナルで、 Genbako kernel collection さんのものは、 それを sarge 化 して カーネル 2.6 を組み込んだものです。 これらのサイトでは、他にも様々なファイルやドキュメントが配布されているので、 Debian 化を行う前に一度覗いてくるとよいでしょう。

イメージファイルのダウンロード

上記のサイトで配布されているイメージファイルはバージョンが古く、 インストール後のアップグレード作業が面倒です。 そこで、予め etch 化済みのイメージファイルを作成してみました。 これを用いることで、次のような環境が作成できます。

  • Debian 4.0 (etch)
  • Linux カーネル 2.6.25.1 (Genbako kernel collection さんのもの)

玄箱用と玄箱/HG 用のファイルのうち、必要なものを以下のリンク先からダウンロードして下さい。

  • 玄箱 用
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroBOX-20090317.tgz
      (MD5: FADD99C8858F0BD13D719A8BB91AB60C)
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroBOX-20090315.tgz
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroBOX-20090217.tgz
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroBOX-20090214.tgz
  • 玄箱/HG 用
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroHG-20090317.tgz
      (MD5: 36C64AA5721606E0B126F6941037D16A)
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroHG-20090315.tgz
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroHG-20090217.tgz
    • debian-etch-2.6.25.1-kuroHG-20090214.tgz

おそらく問題なく動くと思いますが、利用は自己責任でお願いします。 特に、玄箱用のファイルは動作確認をしていないので、できたら動作報告をいただけるとありがたいです。

 

なお、各バージョンの違いは、次のようになっています。

  • 20090317 版
    • tar でまとめる際に --numeric-owner オプションをつけるよう変更
  • 20090315 版
    • 20090217 版の不要な設定やファイルを削除
    • kuroevtd を Genbako kernel collection さんの 1.1.3-pug1.0 に差し替え
    • ファイルサイズは 50 MB 弱
  • 20090217 版
    • etch を新規インストールして、玄箱用の修正を加えたもの
    • woody や sarge 由来の古いファイルを含まない、すっきりとした構成
    • ファイルサイズは 50 MB 程度
  • 20090214 版
    • Genbako kernel collection さんのイメージファイルをベースに、etch にアップグレードしたもの
    • 良くも悪くも、従来のパッケージと同じファイル構成
    • ファイルサイズは 70 MB 程度

20090317 版を利用することを推奨しますが、デグレードしている可能性もありますので、 しばらくの間、昔のファイルも残しておきます。 もし、不具合と思われる現象を見つけたら、お手数ですが報告をお願いします。

Debian のインストール

以下の作業を Windows マシン上で行って下さい。 ただし、環境によってはうまくインストールできないかもしれません。 その場合は、手動でインストールする方法 (参考: BBS: 409) があります。詳しくは、Google あたりで検索してみて下さい

  1. 玄人志向 のサイトから、 玄箱のファームウェアアップデートプログラムをダウンロード。
  2. 玄箱 Debian 化キットのファイルを tmpimage.tgz にリネームし、 それを zip 形式で圧縮して image.zip を作成。
  3. ファームウェアアップデートのファイルを展開し、 展開されたファイルの中にある image.zip を上記の image.zip に差し替え。
  4. KuroBoxUpdate.exe もしくは KuroBoxSetup.exe を実行し、セットアップを開始 *1
  5. セットアップが終了すると、自動的に玄箱が再起動する。

これで玄箱に Debian がインストールされました。 この時点で、玄箱は以下のようにセッティングされています。

  • ネットワークの設定
IP アドレス192.168.0.100
ネットマスク255.255.255.0
ゲートウェイ192.168.0.1
DNS サーバー192.168.0.1
  • ユーザーアカウントの設定
ユーザー名パスワード
rootroot
tmp-kuntmp-kun

初期パスワードの変更

以下の設定を用いて telnet でログインして下さい *2

IP アドレス:
192.168.0.100
ユーザー名:
tmp-kun
パスワード:
tmp-kun

次のように表示されれば、無事 Debian がインストールされています。

Debian GNU/Linux 4.0
KURO-BOX login: tmp-kun
Password:
Linux KURO-BOX 2.6.25.1-kuroboxHG #9 Sun May 4 21:29:57 JST 2008 ppc

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
tmp-kun@KURO-BOX:~$

以下のコマンドを実行し、root とユーザー tmp-kun のパスワードを変更して下さい。 su コマンドを実行した際にパスワードを聞かれたら、root と答えて下さい。

$ su
# passwd
# passwd tmp-kun

カーネルモジュールのインストール

以下の作業は、通常は不要です。 玄箱うぉううぉう♪ さんの Debian 化キットを、玄箱/HG で使用する場合のみ行って下さい。

  1. 上で用いた kurog101.zip を、 kurog101.zip → image.zip → tmpimage.tgz の順に展開。
  2. tmpimage.tgz を ftp で 玄箱/HG に転送。
    C:\>ftp 192.168.0.100
    Connected to 192.168.0.100.
    220 ProFTPD 1.2.5rc1 Server (Debian) [KURO-BOX]
    User (192.168.0.100:(none)): tmp-kun
    331 Password required for tmp-kun.
    Password:
    230 User tmp-kun logged in.
    ftp> binary
    200 Type set to I.
    ftp> put tmpimage.tgz
    200 PORT command successful.
    150 Opening BINARY mode data connection for tmpimage.tgz.
    226 Transfer complete.
    ftp: 28292109 bytes sent in 5.05Seconds 5605.73Kbytes/sec.
    ftp> quit
    221 Goodbye.
  3. 以下のコマンドを実行し、カーネルモジュールをインストール。
    # cd /tmp
    # tar xvfz /home/tmp-kun/tmpimage.tgz
    # cp -pr lib/modules/2.4.17_mvl21 /lib/modules/
    # depmod -a
  4. 不要になったファイルを削除。
    # rm /home/tmp-kun/tmpimage.tgz
    # rm -rf /tmp/*
*1 玄箱が認識されない場合は、この実行ファイルをブロックしないようにファイアウォールの設定をして下さい。また、VMware を使っている場合、ホスト仮想アダプタを一時的に無効にする必要があります。
*2 コマンドプロンプトから telnet コマンドを使うと日本語が化けるので、PuTTYTeraTerm を使うことを推奨します。

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