最終更新: 2009-11-30 (月) 07:09:47
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目次

概要

玄箱 (PowerPC アーキテクチャのもの) に lenny をインストールします。 フラッシュを書き換えて U-Boot を用いる方法もありますが、 ここでは、loader.o モジュールを用いて、 別パーティションにインストールした lenny を起動する方法を採ります。

 

インストール手順の概要としては、次のようになります。

  • パーティションの分割 (省略しても良い)
  • 最初のパーティションに、起動用の Linux (標準の MontaVista Linux や Debian etch) をインストール
  • 別のパーティションに lenny をインストール
  • lenny がデフォルトで起動するように設定

なお、以下の手順通りに作業を行うと、玄箱のデータは全て消えてしまいます。 必要ならデータのバックアップを取っておくなり、手順を工夫するなりして下さい。 また、ここで配布しているファイルや以下の説明に関して、 一切の保証はしませんので、利用は自己責任でお願いします。

パーティションの分割

EM モードに移行し、ハードディスクのパーティションを次のように分割して下さい。

パーティションサイズ用途
/dev/hda1256 MB 〜 2 GBブート用
/dev/hda2256 MBスワップ領域
/dev/hda34 GB 程度?lenny 用
/dev/hda4残り全部データ用

面倒なら、インストーラに任せれば、自動的に /dev/hda1 から /dev/hda3 の3つのパーティションに分割してくれるので、それでも構いません。 ただしその場合は、データのファイルも /dev/hda3 のパーティションに置くことになります。

起動用の Linux のインストール

MontaVista Linux をインストールするには、以下のセットアッププログラムを使用して下さい。

Debian をインストールする場合は、 玄箱に Debian をインストールする のページを参照して下さい。

 

ただし、ここでセットアッププログラムを用いてインストールすると、パーティションは切り直されてしまいます。 自分でパーティションを分割した場合には、tmpimage.tgz などのイメージファイルを、手動で玄箱に展開して下さい。 具体的な方法については、掲示板のこちらの書き込みを参考にして下さい。

lenny のインストール

起動用に MontaVista Linux を用いる場合

以下のファイルをダウンロードし、ftp で玄箱に転送して下さい。 カーネルとカーネルモジュール以外のファイルは、玄箱と玄箱/HG とで共通で使えます。

telnet を使って、root というユーザーで玄箱にログインします。 初期状態のままなら、パスワードは kuroadmin (初代玄箱は kuro らしい) です。

Kuroutoshikou KURO-BOX/HG (IESHIGE)
Linux/ppc 2.4.17_mvl21

KURO-BOX login: root
Password:
Linux (none) 2.4.17_mvl21 #24 2004年 10月 19日 火曜日 17:17:03 JST ppc unknown
root@KURO-BOX:~#

ファイルを転送したディレクトリに移動し、インストーラを実行して下さい。

# cd /tmp
# tar xvfz debian-lenny-installer-kuroBOX-20090317.tgz
# sh debian-lenny-installer-kuroBOX.sh  (玄箱 の場合)
# sh debian-lenny-installer-kuroHG.sh   (玄箱/HG の場合)

インストール終了後は、デフォルトで lenny が起動するようになるので、 こちら のページの説明に従って、パスワードの変更などを行って下さい。

起動用に Debian を用いる場合

上記のファイルのうち必要なものをダウンロードし、各パーティションに次のように配置して下さい。 新しめの Debian 化キットであれば、loader.o モジュールや Linux 2.6 のカーネルはすでに含まれています。

  • /boot ディレクトリ
    • loader.o
    • Linux 2.6 のカーネルを展開
  • /mnt ディレクトリ (/dev/hda3 の / ディレクトリ)
    • lenny のイメージファイルを展開
  • /mnt/lib/modules ディレクトリ (/dev/hda3 の /lib/modules ディレクトリ)
    • カーネルモジュールを展開

/etc ディレクトリに kuro_load_param というファイルがあります。 そのファイルの OPTIONS の設定を次のように書き換えて下さい *1

OPTIONS="root=/dev/hda3"

あとは、再起動すれば、lenny が起動するはずです。

更新履歴

  • 2009/03/17
    • lenny のイメージファイルを作る際に、--numeric-owner オプションをつけるよう変更 (BBS: 465)
    • 20090317 版のイメージを用いるようにインストーラを修正
  • 2009/03/15
    • lenny のイメージファイルを微調整
      • /etc/apt/sources.list の軽量化
      • /dev/fl? のデバイスファイルは Linux 2.6 では無意味なので削除
      • kuroevtd を Genbako kernel collection さんの 1.1.3-pug1.0 に差し替え
      • /etc/kuroevtd/resetpress を修正
      • /usr/sbin/write_ng を削除
      • /etc/fstab から /dev/pts のマウントに関する設定を削除
      • /var/cache/apt/pkgcache.bin と /var/cache/apt/srcpkgcache.bin のキャッシュファイルを削除
    • MontaVista Linux 用の簡易インストーラを作成
  • 2009/02/24
    • 暫定公開
*1 revclock=1 というのは Linux 2.4 の時だけ有効なオプションなので、この場合は不要です。

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